日別アーカイブ: 2016-06-19

夏至に近づく今日この頃に季節の移ろいを見る

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夏至と言えば1年で1番昼間の長い日であることは多くの人がご存知のところです。
暦を見ると、2016年の今年は6月21日が夏至にあたるようです。
昨年の夏を過ぎた頃から徐々に日照時間が短くなり、冬至を迎えるまでは夕刻には辺りは暗くなってしまいましたから、気忙しく家路を急いだものです。
冬至を過ぎれば昼の時間も徐々に長くなるというものの、あまり実感がなく忙しい日々に追われておりますと昼間の時間が延びてきているのことにも気が付きませんでした。
春が過ぎ、入梅の今日この頃、あらためて昼間が随分長くなっていることにふいに気が付きました。
午後7時を過ぎても薄明るく、夕刻の気忙しさもいつのまにか忘れていました。
昨年の冬頃には自宅にいる時間からでも、近所のスーパーに買い物に出かけようと思ったり、少し夜更かししてみたりと身体の時計も活動時間が長くなっているようです。

日本には四季がありますから、このような日照時間の移ろいなどを季節に照らし合わせて楽しむことができます。ところが、私たちの日常は、仕事はもちろん日々の生活に追われて季節の移ろいを風雅に感じた時代から少し遠ざかってしまったようです。
時代の移り変わりも早く、日進月歩で進む社会情勢から身近な生活まで目まぐるしい日々を過ごすのが当たり前になってしまっています。
社会全体がスピードを求め、張り詰めた糸のようです。でも、限界を超えて回る滑車はいずれは壊れ、張り詰めた糸は切れてしまいます。
先人の残してくれた暦を見ながら、時には立ち止まることの重要性を感じずにはおれません。
美味しいものを食べたり、旅行で観光地のサービスを楽しんだり、マッサージを受けて疲れを癒したりはされる人も多いでしょう。
だけどそれは立ち止まることになるのでしょうか。
立ち止まるとは、人生を振り返り、見つめなおして本来の人生を見据えることではないでしょうか。
夏至の近づく、まだ昼間のような夕刻に季節の移ろいを感じて、ふとこんなことを考えました。
人生の季節が移ろっていく、それを敏感に感じて毎日を丁寧に暮していきたいものです。